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学術研究 / 学術調査 / アカデミックリサーチに関する記事一覧

フェイスブックの新たな学術研究用APIがアーリーアクセスで公開
今週から、ひと握りの学術研究チームが、世界最大のソーシャルネットワーク上のほぼすべてのデータをリアルタイムに集約するために設計された、Facebook(フェイスブック)の新しいツールにアクセスできるようになった。 誰がどのようにFacebookのデータにアクセスできるのかということに関しては、現在Meta(メタ)となったFacebookは、2018年に起きたケンブリッジ・アナリティカ(CA)のスキャンダルの余波をいまだに受けている。このスキャンダルでは、政治コンサルティング会社であるCAが何百万人もの無自覚なFacebookユーザーの…続きを読む

ライドシェアサービスは運転手や地域社会にコストを負担させていることが調査結果から明らかに
Uber(ウーバー)やLyft(リフト)をはじめとする「ライドシェア」サービスの平均乗車料金は年々上昇しているが、これらの企業のビジネスモデルは、完全に明らかになっているわけではないことがわかった。今回発表された2つの調査結果は、投資家の出資額だけがすべてを物語っているわけではなく、ドライバーや地域社会もコストを負担させられていることを示している。 1つはカーネギーメロン大学の研究で、交通ネットワーク企業(TNC、公的・学術的文書で使われる用語)のあまり目立たないコストと利益を分析したものだ。 例えば、TNCの車両と利用者の活動に関す…続きを読む

フェイスブックがSNSを研究する学術コミュニティ向けに「Researcher API」リリース予定
Facebook(フェイスブック)は、研究コミュニティによるアクセスに特化して設計された新しいAPIのリリースに向けて準備していると明かした。米国時間6月2日に開催された同社の開発者会議「F8」で発表されたこのAPIは、Cambridge Analytica(ケンブリッジ・アナリティカ)のデータスキャンダルを受けて、2018年に同社のプラットフォームに加えられた変更によって生じた問題に対処するためのものだ。この事件により、同社は開発者がユーザーデータにアクセスできるかどうか再検討する必要に迫られた。 Facebookは過去3年間で、将…続きを読む

学会に最先端の感覚を持ち込むバーチャル会議・出版プラットフォーム「Morressier」
バーチャル会議の分野では、ユニコーン企業のHopin(ホーピン)が存在感を見せているが、同じ分野でまだ未開拓のニッチ、学会に焦点を当てて、数百万ドル(数億円)の資金を調達したスタートアップがある。 科学界に特化した仮想会議・出版プラットフォームを提供するMorressier(モレシア)が、米国時間5月13日、Owl Venturesが主導するシリーズAラウンドで、1800万ドル(約19億7000万円)を調達したことを発表した。このラウンドには、既存の投資家であるCherry VenturesとRedalpine Venture Par…続きを読む

科学者が分子構造をVRで共有し研究におけるコラボを促進させるNanomeが3.1億円調達
新しい分子化合物の発見と研究は大変な費用がかかるビジネスだ。その開発コストは、1物質あたり100億ドル(約1兆460億円)を超える場合もある。その理由の一部は、化学組成や相互作用だけでなく、原子レベルでの物理構造を研究し、関連するすべての分子を綿密に調べる必要性にある。これらの化合物や分子をモデル化するためのソフトウェアの進歩にもかかわらず、2次元のコンピュータ画面を使ってその形状を完全に理解するにはまだ課題が多い。 サンディエゴを拠点とするスタートアップのNanomeは、この問題を解決するためにバーチャルリアリティ(VR)を使用して…続きを読む

米国の研究チームが「ワームブロブ」を研究してロボットの動きに応用しようとしている
ワームブロブ(worm blob)って何?ときっとあなたは思っただろう。そう、もちろん、ワーム(ミミズなどのような細長い虫)のブロブ(塊)だ。もっと具体的にいうと、カリフォルニアブラックワーム(学名Lumbriculus variegatus)の塊だ。群れでも集会でも学校でもない。この虫がぐにゃぐにゃとした大きな塊になり、全体が1つであるかのように動く。 ロボット研究者は長年、自然からヒントを得てきた。このほど発表されたのはジョージア工科大学の研究チームが前述のワームブロブの不思議な動き方から知見を得ようとした研究だ。チームは研究成果…続きを読む

MITの学生たちがロボットやドローン製作の全行程を自動化したシステムを開発
付加製造法は、特定の作業に理想的なソリューションであることが証明されているが、この技術は多くのカテゴリーで従来の製造方法におよばない点がある。その最も大きなものの1つは、3Dプリントした後の組立て工程だ。3Dプリンターは非常に複雑な部品を作成することができるが、それを組み立てるには外部の人間または機械が必要になる。 MIT(マサチューセッツ工科大学)のCSAIL(MITコンピュータ科学・人工知能研究所)が米国時間2月8日に公開した「LaserFactory(レーザー・ファクトリー)」は、「ワンストップショップ」でロボットやドローンなど…続きを読む

Twitterが学術研究者向けの新しいAPIプラットフォームを公開
米国時間1月26日、TwitterはAPIプラットフォームの新たなプロダクトトラックを公開した。これは同社がTwitter APIを根底から再構築している取り組みの1つだ。このトラックは学術研究者のニーズに応えようとするもので、Twitterのアーカイブに広範にアクセスできツイートの検索に関する制限が緩和される。これにより研究者はTwitterプラットフォーム上で公開された会話の履歴すべてにアクセスできるようになる。 研究者はこれまでにリリースされアクセスできるようになっているTwitter API v2のすべてのエンドポイントに加え…続きを読む

基礎研究をVC×クラウドファンディングで支援、Beyond Nextがアカデミストと業務資本提携
日本人がノーベル賞を受賞する度に、「日本では基礎研究が軽視されているのではないか」という話が挙がる。歴代の受賞者も講演や会見でこぞって基礎研究の重要性を訴えてきた。2018年にノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶佑氏も受賞発表後、国やメディアなどに幾度も基礎研究への投資を訴える発言を行っている。 こうした基礎研究への支援を、VCとして行おうという取り組みが日本でも現れた。独立系アクセラレーターのBeyond Next Venturesは1月29日、学術系クラウドファンディングサービスを運営するアカデミストと業務資本提携を行い、両社共同…続きを読む

AI分野以外では、企業は研究よりも開発に重点を置いている
もしAIの世界のニュースを追い続けてきていたならば、企業は純粋な研究から撤退するどころか、倍賭けしようとしているという誤った印象を受けているるかも知れない。しかし現場の事情はもっと複雑だ、ハイテク企業はR&Dのうち、D(開発)の部分により多くの資金を使い、変化をもたらす研究に関しては、資金に乏しい大学に依存している。 デューク大学Fuquaビジネススクールの、新しいデータ視覚化プロジェクトであるGolden Goose Project(金のガチョウプロジェクト)は、企業内そして広範な生態系の両方で、どのように研究が適用されているかを定…続きを読む

GEの小さなロボットたちは、ガスタービン検査の大きな課題を解決してくれるかもしれない
稼働中のガスタービンを検査することの困難さを想像して欲しい。高熱であるだけでなく、ブレードは常に回転している。このためカメラを内部に入れてタービンを観察することは極めて困難である。ニューヨークのニスカユナにあるGEグローバル研究センターのチームは、こうした課題を解決するためにデザインされる、小さな実験的ロボットたちに取り組んでいる。 従来エンジニアたちは、内部で回転するタービンブレードの様子を観察するために、タービンシェルに予め開けられた穴に、ボアスコープと呼ばれるカメラを差し込んでいた。しかしこの手法には多くの制限がある。「従来の方…続きを読む

鳥類学者が個体数調査にドローンを使用―、人が入れない地域の調査も可能に
自然保護活動家がフィールドリサーチにドローンを使うときは、野生生物やその生息地の様子を上空から撮影する「空飛ぶ目」としてドローンを利用する場合がほとんどだ。しかしペンシルベニア州にあるGettysburg Collegeの鳥類学者たちは、アパラチア山脈(Appalachian Moutains)の鳥の鳴き声を録音するための「空飛ぶ耳」としてドローンを利用している。 今週発売された学術誌The Auk:Ornithological Advancesに掲載されている彼らの研究によれば、ドローンを使って集めたデータからは、地上で専門家が集め…続きを読む

消費財業界で起きようとしているM&Aの雪崩
【編集部注】執筆者のRyan Caldbeckは、消費財・小売企業の投資マーケットプレイス、CircleUpのファウンダー兼CEO。 もしもあなたが、「イノベーションか死か」という決まり文句を信じているとしたら、大手の消費財・小売企業のことを末期患者のように考えているかもしれない。KraftやCloroxなどの大手企業は全て、イノベーションを起こすには動きが遅すぎ、株主の言いなりになってしまっているように映る。同時に、彼らのような企業は潰れるには規模が大きするような気もする。少なくとも今の段階では。 現在、消費財業界ではM&Aの雪崩が…続きを読む

Facebookによるユーザー感情操作実験の倫理性
[アップデート: 論文の共著者の一人でFacebook社員であるAdam Kramerからのコメントを末尾に付け加えた] 最近、Facebookユーザーを対象に、本人の了解なく一週間にわたる感情操作実験が行われていた。予算の一部は陸軍から出ている。この研究は、ユーザーのニュースフィードの内容が、ユーザー本人の感情形成に影響を与えるかどうかを発見することを目的とし、歪曲されたコンテンツを見た後の投稿内容のトーンを測定することによって判断するものだ。 70万人近いFacebookユーザーが、ポジティブあるいはネガティブに偏ったコンテンツを…続きを読む

リクルートが“日本語訳付きMOOCs”提供へ——米UDACITYと協業
MOOCs(Massively Open Online Course:大型公開オンライン課程。大学などの講義の動画をインターネット上で配信するサービス)のプロバイダである「UDACITY」。1月には有料の統計学課程をローンチした彼らとリクルートがタッグを組んだ。 リクルートホールディングスは3月13日、UDACITYとの協業契約を結んだと発表した。今後は両社で日本でのUDACITYの普及活動を進める。 これまでもリクルートは、MOOCs情報サイト「Edmap」を立ち上げて関連情報を配信するなど、MOOCsの啓蒙に積極的な姿勢を見せてい…続きを読む

研究結果:人はオンラインで即座に訂正されても虚偽情報を信じ続ける
なぜバーサー(オバマ大統領出生虚偽論者)や内部犯行説その他の陰謀論者たちは、物ごとを額面通りに受け取らないのか疑問に思っている人へ。 オハイオ州立大学の研究者2人が、人にはデータに対する即時訂正(instant correction)を無視、そして拒絶する傾向があることを発見した。 R. Kelly GarrettとBrian Weeksによる研究では、真実でない情報がニュース記事によって即座に訂正された時に何が起きるかを分析した。誤った情報を自動的に訂正するプログラムが存在するが、そのようなシステムはユーザーを「事実情報に対する抵抗…続きを読む

Google、タブレットの利用実態調査を発表―活動はゲームとメール、場所はソファとベッド
Googleはさきほど、ユーザーがタブレットを実際にどのように利用しているか、実態調査報告を発表した。これはアメリカにおける33人のユーザーに依頼して日記をつけてもらい、また家庭を訪問して面接し、その他アンケートなどを総合した詳細な研究だという。 当然予期された結果もあるが(主として私的な目的のために利用される。内容はメールとゲームが圧倒的)、いくつか意外な点も判明している。たとえば、利用場所はソファーと同じくらいベッドが多い。驚くほど多数のiPadと7のユーザーがキッチンで料理しながら利用している。 この報告書でいちばん面白いのはユ…続きを読む

世界のモバイルネットワークの売上は2016年に1兆ドルに達し“悪夢の"シナリオに直面
Juniper Researchが今日発表した調査報告書によると、全世界のモバイルネットワークの売上は2016年に$1T(1兆ドル)を超える。しかしこれを単純に祝えないのは、この売上増にはそれを上回るペースでコスト増が伴うからだ。報告書によれば、すぐに対策を施さないかぎり4年後のモバイルネットワークには”悪夢のような”シナリオが待っている。 迫り来る危機の原因は何か? 報告書によればそれは、市場の飽和とともにユーザ一人当たりの売上が落ち込み、それはやがて横ばいに近づく。その一方でモバイルのデータのトラフィックを扱う費用は急上昇する。ス…続きを読む


