Atsushi Yukutake の記事

  • Unileverが10億ドルでDollar Shave Clubを買収した理由

    Unileverが10億ドルでDollar Shave Clubを買収した理由

    【編集部注】執筆者のRyan Caldbeckは、消費財・小売企業の投資プラットフォームCircleUpの設立者兼CEO。 また新たな巨大消費財企業が、イノベーションではなく買収を頼りに成功を目論むという、デジャヴのような出来事だった。 今週、Unileverが設立5年のDollar Shave Clubを10億ドルで買収するというニュースが舞い込んできたのだ。先週は、設立から100年近く経っているDanoneによるWhiteWave Foodsの買収が発表された。Oreoを生産するMondelezがHersheyやCadburyの入…続きを読む

  • イスラエルにイノベーションセンターが誕生、若手起業家の育成を目指す

    イスラエルにイノベーションセンターが誕生、若手起業家の育成を目指す

    イスラエルは技術革新の国として既によく知られている。ここ数年だけを見ても、イスラエルからはWaze、Viber、Fiverrといった消費者向けの人気スタートアップが誕生している。さらに、イスラエルはUSBメモリや冠動脈ステントなど、多くのハードサイエンス分野の発明が誕生した場所でもある。 しかし、現在イスラエルはちょっとした岐路に立っている。前述のような技術的な「勝利」を見せびらかしたいと考えている一方、これからもイノベーションを生み出す続けることが出来なければ、過去にすがっていてもしょうがないとも考えているのだ。 その解決策とは、過…続きを読む

  • Uberの東南アジアのライバルGrabがモバイルペイメントプラットフォームを開発中

    Uberの東南アジアのライバルGrabがモバイルペイメントプラットフォームを開発中

    ライドシェアリングサービスを運営する企業が、車での移動という既存のサービスと全く異なる製品やサービスを提供できるということはめったにない。しかし、東南アジアでUberとの競争を繰り広げているGrabが、まさにそれを行おうとしている。 シンガポールを拠点とするGrabは、本日(米国時間7月22日)、同社のペイメントシステムを利用して、ユーザーがGrabのサービス以外の支払も行えるようにしていくと発表した。「GrabPay」はGrabのキャッシュレスデジタルウォレットサービスで、年初にはじめて発表されて以降Grabアプリ内に設置されている…続きを読む

  • MasterCardが11億ドルでVocaLinkを買収、イギリスの決済サービスへ参入

    MasterCardが11億ドルでVocaLinkを買収、イギリスの決済サービスへ参入

    イギリス企業の動向を追っている人向けに新たなニュースが入ってきた。新たに一社、イギリスで生まれ育った大手テック企業が外国企業に買収されることが分かったのだ。本日(米国時間7月21日)MasterCard Inc.は、VocaLinkと株式の92.4%を取得することで合意に至ったと発表した。VocaLinkは、イギリス国内のATM、ダイレクトデビット、そして大手モバイル決済ネットワークを支える一大テック企業だ。買収額は総額11億4000万ドルにのぼり、全額現金で支払われる予定。まず7億ポンド(9億2000万ドル)が支払われ、さらにアーン…続きを読む

  • Airbnbが前アメリカ司法長官Eric Holderと差別禁止ポリシーの策定にあたる

    Airbnbが前アメリカ司法長官Eric Holderと差別禁止ポリシーの策定にあたる

    こんな文章を書くことがあるとは思っていなかったが、前アメリカ司法長官のEric HolderがAirbnbに加わり、民泊プラットフォーム上の差別と戦おうとしている。 Airbnb CEOのBrian Cheskyは、今回の人事について本日(米国時間7月20日)のブログポストで発表し、そこには差別根絶に向けたその他の同社の取り組みについても記載されていた。Airbnbは、LGBT(編集部注:性的マイノリティを指す。Lesbian, Gay, Bisexual and Transgenderの略)や有色人種のゲストに対する差別を黙認してい…続きを読む

  • TeslaとUberの意外に多い共通点

    TeslaとUberの意外に多い共通点

    Elon Muskの新たなマスタープランにもとづいて、Teslaは新たにカーシェアリング市場へと乗り込んでいく。 Teslaのカーシェアリングというアイディアは新鮮に聞こえるが、自動運転の技術と相まって、Tesla車がシェアリングエコノミーに関する議論の中に登場するのは初めてではない。 2015年のあるイベントにて、Uberの投資家であるDFJでパートナーを務めるSteve Jurvetsonは、UberのTravis Kalanickが、Teslaの自動運転車が2020年までに実現すれば、Tesla製の車を全部買うと話していたことを…続きを読む

  • Slackが200万ドルをSlack Fund経由で14社のSlackbotスタートアップへ投資、アプリ数は600に到達

    Slackが200万ドルをSlack Fund経由で14社のSlackbotスタートアップへ投資、アプリ数は600に到達

    Slackは、同僚間でのチャットや、ファイル共有、仕事を邪魔するためのGIFの送り合いなどに使われ人気を博している。この度Slackは、もっと広い意味での生産性向上プラットフォームに成るべく、幾つかの大きな施策を行った。今現在、Slack上には600ものアプリが存在し、簡単で短いコードを使うだけで、他サービスのコンテンツをSlack上で他のユーザーに共有することができる。そして今、Slackはプラットフォーム戦略の別の部分を拡大しようとしている。 本日(米国時間7月19日)Slackは、これまでに合計197万ドルを14社のスタートアッ…続きを読む

  • Mophieのワイヤレス充電システムCharge Forceレビュー

    Mophieのワイヤレス充電システムCharge Forceレビュー

    先月、Charge Forceと名付けられたワイヤレス充電システムを発表し、Mophieはワイヤレス充電こそが素晴らしいモノの未来だと謳っていた。理論上は、一日に何度も携帯電話に充電ケーブルを差し込むのが我慢できない人にとって、完璧な製品のように聞こえるが、本当に宣伝文句通りなのか確かめるため、製品を試してみることにした。 Charge Forceは、バッテリー内蔵ケースのJuice Pack(99.95ドル)、ワイヤレス充電ベース(39.95ドル)、車のエアコン吹き出し口に取り付けるベントマウント(59.95ドル)そしてデスクマウン…続きを読む

  • Quiltが新しい保険の形を作り出すべく近日中にローンチ

    Quiltが新しい保険の形を作り出すべく近日中にローンチ

    アメリカで新設されたQuiltは、これまでアメリカの保険制度で散々痛い目にあってきた人たちを救おうとしている。 消費者は、新しい保険オプションがすぐにでも誕生することを願っている。最近の60 Minutesによる暴露記事では、受取人に対して保険金を支払っていない生命保険会社の存在が明らかとなったのだ。そしてそれが業界の通例だという。 ハリケーン・カトリーナによる被災後も、その時点まででアメリカ市場最悪の自然災害に見舞われたにも関わらず、保険会社は最高益を記録していた。さらに、ハリケーン・サンディがニューヨークを襲ってから3年が経った後…続きを読む

  • インドの家具・家電レンタルサービスRentomojoが500万ドル調達

    インドの家具・家電レンタルサービスRentomojoが500万ドル調達

    インドで家具を揃えるための革新的な方法を考案したスタートアップのRentomojoが、さらなる事業の拡大を目的とし、500万ドルの資金を新たに調達した。今回投資を行ったAccelとIDG Venturesは、昨年11月に同社が行った200万ドルの調達でも資金を提供していた。 設立から18ヶ月が経ったRentomojoは、インドに住む多くの人にとって、自分たちの家用に家具や家電を購入するのは意味がないとシンプルに主張する。その代わりにRentomojoは、人々を家具の所有に伴う重荷やお金の問題から解放し、必要なものをレンタルできるように…続きを読む

  • 自動車の未来に関する議論に欠けているもの

    自動車の未来に関する議論に欠けているもの

    【編集部注】執筆者のNed Ryan氏は、週単位での車のリースサービスを提供するBreezeの共同設立者兼CEO。 これまで、世界最大規模である自動車業界で、これほどまでに変化の兆しがハッキリと見えたことはなかっただろう。自動車の所有の仕方が変わろうとしているのだ。そして本当に変化が訪れたとき、世界経済でこれまで起きたことがない程、とてつもない規模での富の移転が起きると予想されている。 しかし、世の中にはたくさんの対立する意見や情報が蔓延している。自動車の専門家やニュースの見出しによれば、Teslaが世界を征服し、自動車メーカーは将来…続きを読む

  • ShareGrid、撮影機材のCtoCレンタルサービスが100万ドルを調達

    ShareGrid、撮影機材のCtoCレンタルサービスが100万ドルを調達

    現役の写真家や映像クリエイターであっても、恐らく撮影機材が家でほこりかぶってしまっている期間が少しはあるだろう。同時に、他の写真家や映画製作者は機材のニーズを感じている。もしもこの状況に素晴らしいビジネスチャンスを見出したとしても、ShareGridがとっくの昔に手をつけてしまっている。同社はこの度、Archer GrayとMHS Capitalから100万ドルを調達し、テスト市場からの飛躍を目指している。 ShareGridは2015年のローンチ以降、ニューヨークとロサンゼルス、2箇所のテスト市場で、写真やビデオ関連の職についている…続きを読む

  • 任天堂が人気キャラクターと組み合わせるべき5つのモバイルゲームモデル

    任天堂が人気キャラクターと組み合わせるべき5つのモバイルゲームモデル

    任天堂のPokémon Goが大ヒットしたが、Miitomoは空振りだった。同社は明らかにモバイル界への参入に興味を持っているが、残りの任天堂キャラクターを有効活用するためにはモバイルアプリ界の勝ち組についていかなければならない。この記事ではその方法について考えてみたい。 Pokémon GoはもともとGoogleで生まれたAR MMOのIngressを機能的なモデルとしていたが、同じモデルはマリオやゼルダ、どうぶつの森シリーズのキャラクターには適用できない。投資家は、Pokémon Goを任天堂がモバイルの可能性を開く準備ができたと…続きを読む

  • CornerJobがシリーズBで2500万ドルを調達 、テレビ広告でスケールを目指す

    CornerJobがシリーズBで2500万ドルを調達 、テレビ広告でスケールを目指す

    CornerJobは、2月に行われたシリーズAで1000万ドルを調達したばかりだった。バルセロナを拠点に求人サービスを運営する同社は、類似サービスを提供する他社同様、高度な技術を必要とせず採用スピードの早い求人情報を、スマートフォン用メッセージングアプリを通じて提供することにフォーカスしている。そしてつい最近、2月のシリーズAに続き、シリーズBラウンドでの2500万ドルに及ぶ資金調達についての発表を行ったのだ。つまり、1年弱で既に計3500万ドルもの資金を調達したことになる。 シリーズBは2つの要素から構成されている。2000万ドルは…続きを読む

  • 英Revolutがモバイル外国為替サービスで1000万ドルを調達中

    英Revolutがモバイル外国為替サービスで1000万ドルを調達中

    イギリスのスタートアップRevolutが、世界中全ての通貨での買い物や送金を簡単にしようとしている。Revolutは、TransferwiseやNumber26とも異なり、その中間にポジショニングされている。そして同社は、Balderton CapitalをリードインベスターとするシリーズAラウンドで1000万ドル(775万ポンド)を調達中だ。 参加投資家には、Ribbit Capital、Index Ventures、Point Nine Capital、SeedcampそしてVenrexが名を連ねる。しかし、Revolutは新たな…続きを読む

  • Pokémon GoはARゲームというより新たなポケモンシリーズに過ぎない

    Pokémon GoはARゲームというより新たなポケモンシリーズに過ぎない

    Twitterの情報によれば、大方みんなPokémon Goで遊んでいるようだ。電気や水といったインフラも主要な社員がピカチュウを捕まえに持ち場を離れてすぐに止まってしまうだろう。 しかし、AR(拡張現実)革命が来るというアポカリプスならぬポケポカリプスの予言に物知り顔でうなずく前に、一歩下がってPokémon Goの成功の要因と、その隠れた危険性について分析してみるのが良さそうだ。 1. ポケモン Pokémon Goは、これまでに一番売れたビデオゲームのひとつであるポケモンのフランチャイズの上に成り立っている。ポケモンシリーズの販…続きを読む

  • オーストリアが今後ヨーロッパのスタートアップ投資の中心地となる理由

    オーストリアが今後ヨーロッパのスタートアップ投資の中心地となる理由

    【編集部注】本記事はConrad Egusa氏とVictoria Stunt氏によって共同執筆されたもの。Egusa氏はPublicizeのCEO。Stunt氏はコロンビアを拠点に活動するPublicizeのライター。 多くの人にとってオーストリアは、栄光の時代が過ぎ去ったこと自体にまさにその魅力がある、過去の国として感じられることだろう。この陸地に囲まれた人口850万人を有する中央ヨーロッパの国家による世界制服の野望と共に、オーストリア=ハンガリー帝国は約100年前に崩壊した。 そのせいもあり、オーストリアのスタートアップシーンはこ…続きを読む

  • ベンチャーキャピタルがみつめる中国のフィットネスブーム

    ベンチャーキャピタルがみつめる中国のフィットネスブーム

    【編集部注】本記事はJenny Lee氏とHaojun Li氏によって共同執筆されたもの。Lee氏はGGV Capitalのマネージングパートナー。Li氏は上海を拠点に活動する、GGV Capitalのヴァイスプレジデント。 過去10年間で中国経済が急成長を遂げる中、無数の中産階級が誕生した。そして中国人はより豊かになっているだけでなく、より健康になっているのだ。どうやら中国ではフィットネスブームが巻き起こっており、ベンチャー投資家にとっては新興の健康系テック企業に投資する一世一代のチャンスだと言える。 健康にこだわる若者文化 とりわ…続きを読む

  • ドイツのBrillen.deがTCVから4900万ドル調達、今後は海外展開に注力

    ドイツのBrillen.deがTCVから4900万ドル調達、今後は海外展開に注力

    Brillen.deは、家族経営の企業としてドイツで誕生後、地元に根づいた独立系眼鏡店のネットワークを活用し、オリジナル眼鏡のオンラインビジネスを立ち上げた。そして、初めてとなるベンチャーキャピタルからの資金調達で4500万ユーロ(4900万ドル)の獲得に成功した。資金は有名な投資会社、Technology Crossover Ventures(Facebook、Spotify、LinkedIn、WorldRemit、Zillowなどへの投資実績有)から単独で提供され、Brillen.de共同設立者のDaniel Thung氏によると…続きを読む

  • インテリアサービスHomeeが500万ドルを調達、投資家にはFounders FundやTinder CEOの名も

    インテリアサービスHomeeが500万ドルを調達、投資家にはFounders FundやTinder CEOの名も

    正直言って、HGTV Deam Homeに当選することはないだろう。私の家族は過去10年間エントリー可能数の最大限応募してきたが、その努力が報われることはなかった。ミレニアル世代の若者はみんなある地点で、自分のベッドルームが政府の書類保管室のようになってしまっている責任を受け入れなければならない。 Homeeは、対話ベースのビジネストレンドに飛び込んで、インテリアデザインのプロセスをPinterest中毒の人たちにとっては楽しいものに、残りの人たちからはデザインプロセスのめんどくささを取り去ってくれる。Homeeはスマートフォンを持っ…続きを読む