Nariko Mizoguchi の記事

イリノイ州がマスク着用啓発の広告費割り当てにデータサイエンスを活用
公衆衛生に役に立つターゲット広告の例がある。マスク着用を促すキャンペーンで、イリノイ州は新型コロナウイルス感染症のリスクが最も高い郡にデジタル広告費用を注いでいる。 これを実現するために、同州政府はDan Wagner(ダン・ワグナー)氏が設立した(未訳記事)データサイエンス企業Civis Analytics(シビス・アナリティクス)と協業してきた。ワグナー氏は以前、Barack Obama(バラク・オバマ)氏の2012年再選キャンペーンで最高アナリティクス責任者を務めた人物だ。デジタル広告キャンペーンは2020年8月に始まったが、同…続きを読む

仮想通貨取引所Coinbaseが米国でデビットカード発行へ、Visaと提携
仮想通貨取引所のCoinbase(コインベース)はこの冬、米国でデビットカードの提供を始める。顧客はウェイトリストに登録でき、利用可能になり次第、Coinbase Cardを受け取れる。Coinbaseは同カードをすでに英国と欧州で展開している。 Coinbase CardはVisaを扱う決済端末、オンライン決済インターフェース、ATMで使えるVisaデビットカードだ。ユーザーはモバイルアプリで仮想通貨をいくら使うのかを管理できる。米国では、顧客はサインアップした後すぐにバーチャルのカードを取得し、2週間以内に実物のカードが届く。 店…続きを読む

中国の第3四半期スマホ出荷台数が減少、新型コロナのリバウンド需要続かず
中国は、初期の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックから真っ先に立ち直った主要スマホ市場だった。厳しいロックダウン措置により、中国は新型コロナ第1波期間に比較的早く回復でき、他の国よりもスマホ出荷が戻り始めていた。 しかし第3四半期に再び減少し始めた。Canalysが発表したデータでは、前期比8%減となった。2019年同期比では15%減だ。長らく業界最大手として君臨してきたHuawei(ファーウェイ)の減速について、同社が現在も米政府との間に問題を抱えている点をCanalysは指摘している。そうしたHuaweiの困難…続きを読む

CorsairがiPhoneやiPadをウェブカメラに変えるアプリのEpocCamを買収
Corsair Gaming(コルセア・ゲーミング)は米国時間10月29日、社名を冠したiOSソフトウェアを開発したEpocCam(エポックカム)を買収したと発表した(GlobeNewswire記事)。なぜゲーム企業が2020年にそうした企業の買収に関心を示したのかについては想像に難くない。新型コロナウイルスのパンデミックにより世界中でリモートワークが増え、その結果、多くの人がこれまでになくビデオ会議をしている。 EpocCamのアプリはiPadやiPhoneを、macOSとWindows PCのためのウェブカメラに変えるものだ。この…続きを読む

Spotifyの月間アクティブユーザーが3.2億人超え、ロシアマーケットが貢献
直近の四半期決算発表で、Spotify(スポティファイ)は月間アクティブユーザー数が3億2000万人を超えたと発表した。これは29%増で、ロシアマーケットにおけるサービス開始の成功が貢献している。3億2000万人のうち1億4400万人が有料ユーザーで、こちらは27%増だ。 Spotifyは引き続き、世界最大の音楽ストリーミングサービスだ。そしてかなりの差が開いて2番目にApple(アップル)が位置する。こちらの有料ユーザー数は2019年時点で6000万人だ。一方、Amazon Music(アマゾンミュージック)のユーザー数も5500万…続きを読む

世界最大のホテル企業マリオットとGrabが東南アジア6カ国で提携、ホテル内飲食店のフードをデリバリー
新型コロナウイルスパンデミックで、あらゆる業界の中でも特にホスピタリティ産業は大きな打撃を受けている。そして世界中のホテルは売上を確保する方法を模索している。そうした中、Marriott International(マリオット・インターナショナル)とGrab(グラブ)は米国時間10月28日、ホテル大手Marriottのシンガポール、インドネシア、マレーシア、フィリピン、ベトナム、タイにおけるダイニング事業での提携を発表した。 客室予約の代わりに、Marriott Internationalは東南アジア6カ国で展開するホテル内の約600…続きを読む

Via、現代自動車、Aptivが米国でロボタクシーサービスを2021年上半期に展開
Hyundai(ヒュンダイ、現代自動車)とAptiv(アプティブ)の合弁企業Motional(モーショナル)と、オンデマンドシャトルスタートアップのVia(ビア)は2021年上半期に米国の都市の公道でロボタクシーサービスを展開する計画だ。オンデマンドシェアリングロボタクシーの「青写真」を描き、こうしたドライバーレスの車両をどれくらい大量輸送機関に統合できるかを調べるのが目的だ、と各社は話した。 今回の提携とサービスについて、詳しいことはまだわかっていない。詳細は後日明らかにすると語り、サービスを展開する都市、サービスの対象となる地理的…続きを読む

仮想イベントプラットフォームのHubiloがLightspeedのリードで4.7億円調達
2020年初め、イベント分析プラットフォームHubilo(ハビロ)の創業者らは、新型コロナウイルスの影響を乗り切るために仮想イベントプラットフォームへの転換を図った。同社は米国時間10月26日、Lightspeedがリードするシードラウンドで450万ドル(約4億7000万円)を調達したことを発表した。今後数カ月の予約は年換算で1000万ドル(約10億5000万円)を超え、100万人以上の参加者を受け入れると見込む。 このラウンドには、FreshworksのCEOであるGirish Mathrubootham(ギリシュ・マスルブーハム)…続きを読む

EdTechのCourse Heroが数学専門の解答エンジンSymbolabを買収、他科目の買収も目指す
8000万ドル(約84億円)を調達したシリーズBラウンドから数カ月、Course Hero(コース・ヒーロー)はSymbolab(シンボラボ)を買収した。Symbolabは、学生が難しい数学の問題の答えを出したり理解したりするのを手伝うAI(人工知能)で動く計算機だ。 買収の価格は明らかにされなかった。テルアビブ拠点の9人のチームであるSymbolabはCourse Heroに加わる。Course HeroのCEOであるAndrew Grauer(アンドリュー・グロウアー)氏によると、Symbolabのプラットフォームは当面、独立した…続きを読む

DevOpsプラットフォームのRenderが約4.7億円を調達、Disrupt SF 2019優勝者
Disrupt SF 2019 Startup Battlefieldの優勝者であるRenderは米国時間10月22日、既存のシード資金調達ラウンドで更に450万ドル(約4億7000万円)を追加し、累積調達額が675万ドル(約7億1000万円)になったと発表した。 ラウンドはGeneral Catalystがリードした。既存投資家からSouth Park Commons Fundのほか、Lee Fixel(リー・フィクセル)氏、Elad Gil(エラッド・ギル)氏、GitHubのCTO(およびHerokuの元エンジニアリングVP)であ…続きを読む

NASAが月面の太陽光が当たる部分に水の存在を確認
NASA(米航空宇宙局)が画期的な発見をした。月面の太陽光にさらされる場所に水が存在することを確認した(NASAリリース)。これまで、太陽光が当たらない月面に氷として水が存在することはわかっていた。次の月へのミッションが、月の南極へのものであるのは、部分的にはそのためだ。月の南極にはこれまで直接太陽光にさらされたことがないクレイターの中に氷が隠れているかもしれないと考えられている。 今回の発見はまったくの驚きではない。というのも、NASAの科学者や研究者は以前、月の太陽光があたる部分に水が存在していた可能性がある兆候を発見していた。し…続きを読む

アリババ子会社Ant GroupのIPO調達額は上海、香港同時上場で数兆円規模に
ずいぶん前から予想されていたが、Alibaba(アリババ)の子会社で中国のフィンテック大企業であるAnt Group(アント・グループ)のIPOによる調達額は、上海と香港株式市場への同時上場で数百億ドル(数兆円)に達する可能性がある。 Ant Group(旧社名Ant Financial)の株価は80香港ドル(約1080円)あるいは68〜69人民元(約1060〜1080円)になることが予想される。同社は香港株式市場デビュー時に1億3400万の株式を売り出し、1株80香港ドルの場合172億5000万ドル(約1兆8000億円)の調達が見込…続きを読む

テンセントが中国のeスポーツプロバイダーVSPNの約105億円のラウンドBをリード
新型コロナウイルスパンデミックの最中にeスポーツマーケットがブームとなったいることを裏付けるニュースが発表された。eスポーツの「全ソリューションプロバイダー」であるVSPN(Versus Programming Network)は、Tencent Holdings(テンセント・ホールディングス)がリードしたシリーズBで1億ドル(約105億円)「近く」を調達した。Tiantu CapitalやSIG、Kuaishouも本ラウンドに参加した。調達した資金は、eスポーツプロダクトや中国・アジアにおけるエコシステムの改良にあてられる。 201…続きを読む

1990年中盤以降生まれのZ世代は非ゲームアプリを月4.1時間使用、モバイルで最もパワフルな消費者に
1990年代中盤、後半以降に生まれたZ世代の消費者が、どのようにスマートフォンやモバイルアプリを利用しているのかを掘り下げた新たなレポートがApp Annieから発表された。2020年第3四半期に集められたデータによると、Z世代ユーザーは、人気の非ゲームアプリに1カ月あたり平均4.1時間費やしていて、これは上の世代よりも10%長い。Z世代ユーザーはまた、上の世代より頻繁にアプリを利用し、ユーザー1人あたりの非ゲームアプリのセッションは20%長く、1つのアプリのセッション数は1カ月に120回だ。 アプリ利用状況についてのこのデータはZ世…続きを読む

テスラの元CIOが自動車ディーラー向けクラウドソフトビジネスの成長に向け160億円調達
「言葉を慎重に選ぶ必要があります」。カリフォルニア州サンノゼにあるStevens Creek Volkswagen(スティーブンス・クリーク・フォルクスワーゲン)のJoe Castelino(ジョー・カステリーノ)氏は、ほとんどの自動車販売店が在庫情報、マーケティング、顧客関係などの管理に使うソフトウェアについて尋ねられてそう答えた。 ディーラーのサービスディレクターであるカステリーノ氏は、そういって笑った。しかし、冗談のような状況にあるのは自動車ディーラーだ。ほとんどのディーラーは何年にもわたり、ディーラー管理システムに関して、限ら…続きを読む

中国の宿題指導アプリYuanfudaoのバリュエーションが1.6兆円超え、最も価値の大きいEdTech企業に
2012年に創業された宿題指導アプリYuanfudao(猿輔導)の累計資金調達額が22億ドル(約2300億円)に達し、世界で最も価値の大きいEdTech企業Byju’s(ビジュース)を超えた。北京拠点のYuanfudaoの企業価値はいまや155億ドル(約1兆6000億円)で、これは3月時点の倍だ。 新たな調達は2020年3月に10億ドル(約1050億円)を調達したシリーズGの延長ではあるが、同社は2件の調達を別のラウンドとして捉えている。G1ラウンドはTencentがリードし、Hillhouse Capital、Boyu Capita…続きを読む

WoHoは再利用可能な「コンポーネント」で建設を迅速、柔軟、環境に配慮したものにする
建物は文明の基盤であり、住む場所、働く場所(新型コロナウイルスのない世界ではそうだった)、遊ぶ場所だ。しかし、私たちがどのように建物を捉え、利用目的に応じて設計し、最終的にどこかに建築するかは、過去数十年でほとんど変わっていない。住宅や建物のコストは上昇し続けており、ほとんどのプロジェクトで構想から建設までの直線的なプロセスは遅いままだ。なぜプロセス全体をもっと柔軟で高速にできないのか。 MIT(マサチューセッツ工科大学)とジョージア工科大学のエンジニアと建築家のトリオがまさにその問いを追究している。 MITの資金担当だったIsrae…続きを読む

Huaweiの1〜9月期売上高は9.9%増も成長鈍化が鮮明に
Huawei(ファーウェイ)は米国時間10月23日、第3四半期決算を発表した。成長の大幅鈍化が示され、中国最大手の通信機器・スマートフォン企業である同社は「生産とオペレーションが大きな困難に直面している」と述べた。 Huaweiは手短かな発表の中で、特定の貿易規制について言及しなかったが、同社は米政府による一連の輸出規制の対象となっている。そうした政策の影響はまだ具体的に現れていない。というのも、米国政府がHuawei、ZTEとの取引禁止の実行を2021年5月まで遅らせるなど、いくつかの免除措置を取っているからだ。 2020年の第3四…続きを読む

TikTokがコンテンツ削除に関する新しい通知システムを全世界で導入
TikTok(ティックトック)は、コンテンツ削除をより明確にさせる新しい通知システムを世界中で導入したとしている。グローバル展開に先立って数カ月間テスト展開されてきた同システムは、TikTokユーザーに彼らのビデオがポリシー違反で削除された際に通知する。ユーザーは望めば、決定に反論して削除取り消しを求めることもできる。 コンテンツ違反でビデオが削除されたとき、ユーザーはアプリ内で通知を受ける。投稿日と違反した特定のポリシーが、コミュニティガイドラインに移動するリンクとともに案内される。 画像クレジット:TikTok もしコンテンツが自…続きを読む

インドの第3四半期スマホ出荷台数が過去最多、新型コロナロックダウンの反動
新たなレポートによると、インドの2020年9月末までの四半期におけるスマートフォン出荷台数が過去最多を記録した。世界第2位のスマホ市場であるインドは、新型コロナウイルスによる最初のロックダウン後はフル稼働していたからだ。 2020年第3四半期にインドでは約5000万台のスマホが出荷され、四半期の出荷台数としてこれは新記録だ。第2四半期の出荷台数は1730万台で(期間の3分の2はロックダウン下にあった)、第1四半期は3350万台だった。調査会社Canalysが月29日明らかにした。 インドにおけるスマホ出荷第1位の座を2018年後半に獲…続きを読む


