タグ: アメリカ(国・地域)
米国に関連する記事一覧

【コラム】自由とプライバシーの保有格差、デジタルフロンティアにおける不平等の拡大
プライバシーは感情的な側面がある。不快なデータエクスペリエンスにさらされて脆弱性や無力感を感じたとき、私たちは往々にしてプライバシーの価値を最大限に高めるものだ。しかし裁判所の視点では、感情は必ずしも、プライバシーの法的体系における構造的変化につながるような損害あるいは理由をなすものとはみなされない。 米国が切実に必要としているプライバシーの改善を促進するには、拡大するプライバシーの格差と、それがより広範な社会的不平等に及ぼす影響について、実質的な視点を持つ必要があるかもしれない。 Appleのリーダーたちは2020年に、App Tr…続きを読む

米国政府がグーグルに要求した令状の4分の1がジオフェンスに関するもの
Google(グーグル)が初めて、これまでに当局から受け取ったジオフェンス令状の数を公表し、以前から議論が多いこの令状の発行頻度などがわかるようになった。 その数字は米国時間8月19日に公表され、Googleが2018年以降の各四半期に数千件のジオフェンス令状を受け取ったことを明かしている。それは、Googleが受け取る米国の令状の約1/4を占めることもある。そのデータによると、ジオフェンス令状の大半は地方や州の当局が入手しており、国の法執行機関はこのテクノロジー大手が従ったすべてのジオフェンス令状のわずか4%を占めるにすぎない。 デ…続きを読む

ユーザーの声紋と顔紋を収集するTikTokの危険な計画に上院議員が「待った」
ユーザーの生体データを収集するTikTok(ティックトック)の計画は、米国議員らの懸念を呼びおこし、収集する情報の詳細とデータの利用計画を正確に公表するよう要求されている。 2021年8月初めにTikTok CEO Shou Zi Chew(周受資)氏宛に送ったレターで、上院議員のAmy Klobuchar(エイミー・クロブシャー)氏(民主党・ミネソタ州選出)とJohn Thune(ジョン・スーン)氏(共和党・サウスダコタ州選出)は「ユーザーが投稿したビデオ・コンテンツから身体的、行動的特徴を含む生体データを自動的に収集」を可能にする…続きを読む

バイデン大統領のEV販売目標達成に向けて、自動車メーカーが政府の投資拡大を要請
Joe Biden(ジョー・バイデン)大統領は、2030年までに米国の新車販売台数の半分を低エミッションまたはゼロエミッション車にするという意欲的な新目標を発表するが、この計画について、ビッグ3の自動車メーカーは、政府による多額の支援が必要であるとしながらも、一定の支持を表明している。 General Motors(ゼネラルモーターズ)、Ford(フォード)、Stellantis(ステランティス、旧Fiat Chrysler)の3社は現地時間8月5日に共同声明を発表し、10年後までに新車販売台数に占める電気自動車の割合を40~50%に…続きを読む

ドライバー監視システム需要を喚起する米国の新しい飲酒運転規制条項
2702ページに及ぶ10億ドル(約1106億4000万円)規模のインフラストラクチャ構築法案に、ドライバーがビールを2、3杯飲んだかどうかを検知するテクノロジーを新車に組み込むことを義務付ける条項が新しく追加され、ドライバー監視テクノロジーの開発に取り組んでいるメーカーにとって追い風となる可能性がある。 2021年に導入されたReduce Impaired Driving for Everyone Actと呼ばれる超党派の法律に追加されたこの条項により、米国運輸省は、各自動車メーカーに対して、テクノロジー安全基準を3年以内に確立するよ…続きを読む

大企業並みのセキュリティをクラウドで安価に提供、Blumiraが約11億円調達
米国アナーバー出身のサイバーセキュリティ企業であるBlumiraは米国時間8月18日、シリーズAラウンドで1030万ドル(約11億円)の資金を調達したと発表した。同社はこの資金を利用して、提供するプロダクトの種類の拡大、従業員を80名に拡大、サービスプロバイダーとのパートナーシッププログラムの拡充を進める。 2018年に設立のBlumiraは、中規模企業でも大企業並みのサイバーセキュリティを実装できるクラウドベースのプロダクトを提供している。Blumiraのプロダクトは中規模企業による利用に特化し、提供価格も比較的安価となっており、従…続きを読む

連邦政府はSpaceXがNASAの月着陸船建造を受注したことに対するBlue OriginとDyneticsの異議を退ける
Blue Origin(ブルーオリジン)とDynetics(ダイネティクス)は、NASAがアルテミス計画で使用する有人着陸システムの建造をSpaceXにのみ委託するという決定を下したことに対し、いまだ強く抗議を続けている。この決定に対する抗議は 先日却下されたが、Blue Originが公然と疑問を呈した米国政府説明責任局の主張は誰でも読むことができる。ここでは選定からはずれた企業の訴えから、項目ごとの主要な主張内容を紹介する。 関連記事 ・NASAがアポロ計画以来となる有人月面着陸システムの開発にSpaceXを指名 ・米会計検査院が…続きを読む

【コラム】次世代グローバル決済を生み出すAfterpayとSquareの融合
編集部注:本稿の著者Dana Stalder(ダナ・スタルダー)氏は、Matrix Partnersのパートナー。PayPalの元コマーシャルチーフ(製品、販売、マーケティング)で、現在Matrix Partnersでフィンテック投資をリードし、消費者市場やエンタープライズソフトウェアにも投資している。 ーーー フィンテックにとって米国時間8月1日は重要な日となった。AfterPayがSquareと合併することに合意した。この合意により、近年最も高い評価を受けている2つの金融テクノロジー企業が1つの企業になる道を歩み始める。 Afte…続きを読む

米国の国会議員が掌紋データの今後の扱い方などでアマゾンに質問状
一部の上院議員たちが米国時間8月13日に、Amazonの新CEOであるAndy Jassy(アンディ・ジャシー)氏に書簡を送って、同社の小売店で使用する顧客の掌紋の、スキャンの方法と保存方法に関する詳しい情報を求めた。 同社はAmazon Oneと呼ばれるプログラムで掌紋スキャナーを展開し、同社の物理店ではカードを使わずに無接触決済を利用するよう顧客に勧めている。AmazonがAmazon Oneのスキャナーを導入したのは2020年おそくで、今ではそれは、米国ではコンビニエンスと食料品のAmazon GoやAmazon Books、A…続きを読む

モバイルアプリのアプリストア支配の打破で上院が新法案
あらゆる決定権が2人の巨人にあり、彼らが勝手に上前をはねているこの世界では、長年モバイルソフトウェアのメーカーが、アプリストアは直接開発者へ行くべきキャッシュの不公平な分け前をとってきた、と不平を言ってきた。そんな不満を聞いた一部の上院議員たちが先に、新しい法案を提出した。もしそれが通れば、AppleとGoogleの、彼らのオペレーティングシステムの中でアプリの購入をコントロールできる能力を大幅に減らし、モバイルソフトウェアの流通のあり方に全面的な動乱がやってくるだろう。 そのOpen App Markets Act(オープンなアプリ…続きを読む

フォックスコンが2022年にEV工場を米国とタイに建設、23年から生産開始
Foxconn(フォックスコン)は電気自動車(EV)という野望に真剣になりつつある。同社は決算会見で投資家に、EVを生産する工場を2022年に米国とタイに建設し、翌2023年に大量生産を開始する計画だと語った。同社会長のLiu Young-way(リュー・ヤンウェイ)氏は、同社が欧州の工場候補地についても協議していると述べた。 米国の工場では、FoxconnはFisker(フィスカー)を含むEVクライアントのための車両を生産する。FoxconnとFiskerは5月に契約を交わし、Foxconnは2023年末までにFiskerのEVの生…続きを読む

WeedmapsのiPhoneアプリで大麻購入が可能に
Apple(アップル)のApp Storeガイドライン緩和によって、Weedmaps(ウィードマップ)ユーザーは人気アプリの中でカナビス(大麻)を購入できるようになった。これは、Weedmapsのユーザーがカナビスを一覧、選択、購入し、受取りあるいは配達までをアプリ内で行えるという意味だ。これまでユーザーは、地元小売店を探してメニューを見ることしかできなかった。それはApple(アップル)および地方、国のガイドラインのためだった。 アップデートされたアプリはすでに公開中だ。 関連記事:アップルが詐欺撲滅を目指してApp Storeガイ…続きを読む

アマゾンがマーケットプレイスで販売された欠陥製品にも自社で補償を行うと発表
Amazon(アマゾン)は米国時間8月10日、Amazonマーケットプレイスを通じて第三者から販売された欠陥商品の問題に対処するため「A-to-Z保証」として知られる返品ポリシーを大幅に変更することを発表した。これまでは、Amazonマーケットプレイスで販売された欠陥商品が原因で、物的損害や人的被害が発生した場合、アマゾンは購入者に、販売者に対して申し立てを行うように指示してきた。しかし、今回よりアマゾンは、1000ドル(約11万円)以下の賠償要求であれば、販売者が費用を負担することなく、アマゾンが直接購入者に補償額を支払うと述べてい…続きを読む

アマゾンが1600億円以上を投じた米国の航空貨物ハブが運用を開始
米国時間8月11日、Amazonが15億ドル(約1657億5000万円)を投じた航空貨物ハブがノーザンケンタッキーで開業した。40拠点のネットワークを結び、スピードと利便性の向上が求められる配送のあらゆる面をコントロールしようとする取り組みだ。 シンシナティ・ノーザンケンタッキー国際空港にあるAmazon Air Hubは、同社の米国における貨物ネットワークの中心となる。このハブは4年以上にわたる計画と建設を経て開業した。Amazonは、米国のハブは最終的には1日12便を運航し、毎週数百万の荷物を取り扱う予定だと述べた。 このハブには…続きを読む

Starship Technologiesのフードデリバリーロボットをさらに米国の4大学が採用
自動運転によるデリバリーサービスStarship Technologiesが、これまでの20のキャンパスに加え、2021年秋よりさらに4つのカレッジのキャンパスにデリバリーサービスを開始する、と発表した。 このエストニア生まれの企業の、6輪でゼロエミッションの小さなデリバリーロボットの恩恵に今秋からあずかるのは、イリノイ大学シカゴ校(UIC)とケンタッキー大学(UK)、ネバダ大学リノ校(UNR)、そしてエンブリー・リドル航空大学フロリダ州デイトナビーチ校だ。 関連記事:自動運転ロボのStarship Technologiesが17.7…続きを読む

新型コロナワクチン誤情報の投稿でツイッターが米共和党員のアカウントを一時停止
Twitter(ツイッター)は米国時間8月10日、ジョージア州の共和党員Marjorie Taylor Greene(マージョリー・テイラー・グリーン)氏がワクチンは新型コロナウイルス(COVID-19)の拡大を抑制しないと主張するツイートを投稿したことを受け、同氏のアカウントを一時停止した。 グリーン氏は「これらのワクチンは失敗であり、ウイルスの拡散を抑制しない。マスク着用もそうだ」と、科学者らに反論し、FDA(米食品医薬品局)にワクチン承認を拒否するよう求める内容をツイートした。グリーン氏のツイートは同氏のフィードに残ったままだが…続きを読む

【コラム】カナダ人は穏やかながらも積極的に米国のバイオテクノロジー人材をリクルートしている
本稿の著者はMichael May(マイケル・メイ)氏とJayson Myers(ジェイソン・マイヤーズ)氏。マイケル・メイ氏はCentre for Commercialization of Regenerative Medicineの社長兼CEO。ジェイソン・マイヤーズ氏はNext Generation Manufacturing CanadaのCEO。 ーーー 米国のトランプ大統領の任期中、カナダはSTEM(科学、技術、工学、数学)分野の労働者を自国に呼び寄せようと注力し、大きなニュースになった。トランプ氏は退任したが、カナダは隣…続きを読む

バイデン政権の大規模インフラ法案の「悲惨な」修正提案を暗号資産コミュニティが非難
バイデン政権が発表した超党派のインフラ整備計画は、共和党と民主党の間に、まれに見る協力関係を生んだが、暗号資産(仮想通貨)の規制に関して政権が提案した修正がこの法案の障害となっている。 政権は、インフラ整備計画のうち280億ドル(約3兆800億円)を、これまで規制が緩かったデジタル通貨の税務コンプライアンスを強化することで捻出しようとしている。橋や道路の再建を目的とした法案に暗号資産が登場したのはそのためだ。 特に「デジタル資産移転を実行するサービスに責任を持ち、当該サービスを定期的に提供する者」をブローカーと認定し税務報告義務を課す…続きを読む

ByteDanceのライバルKuaishouが物議を醸した同社の米国向けアプリ「Zynn」を提供終了へ
ByteDance(バイトダンス)のライバルと目されている中国のKuaishou Technology(クアイショウ、北京快手科技有限公司)は、2021年8月末に物議を醸しているショートビデオアプリ「Zynn(ジン)」の提供を終了すると中国時間8月4日に発表した。このアプリは米国内でのみ利用可能だった。 2021年7月、月間アクティブユーザー数が10億人に達したと発表した同社は、2020年5月にサービスを開始して以来、論争の的となっていた同アプリを停止する理由については説明していない。 2021年に行われた調査で、Zynnは米国iOS…続きを読む

労働組合形成を支援するUnit、従業員の組織化を模索
従業員を取り巻く環境は1年前とは大きく変化した。テクノロジーという点では、リモートが職場の在り方を変えている。説明責任の拡大やリモートでの新人研修、ソーシャルディスタンスを確保するための何らかの手当など、雇用者は無数の決定を行っている。 ある初期段階(アーリーステージ)のスタートアップは、その決定権の一部を従業員に返すべきだ、と考えている。ニューヨークに拠点を置くUnit(ユニット)は、今日のメインストリームテクノロジーの中で、おそらく最もつかみどころがなく、議論を呼ぶトピックであろう「労働組合」に取り組んでいる。 組合員が非組合員よ…続きを読む


