タグ: SPAC / 特別買収目的会社(用語)

Special Purpose Acquisition Company。主に未公開会社・事業を買収することを目的とした特別な業務形態の会社のこと。

  • ロケット打ち上げのRocket LabがSPAC合併で上場へ、企業価値4370億円に

    ロケット打ち上げのRocket LabがSPAC合併で上場へ、企業価値4370億円に

    SPAC(特別買収目的会社)の波が宇宙開発スタートアップにも押し寄せている。現在流行しているSPAC合併が広がる前、この業界のエグジットするペースは比較的緩やかなものだった。Rocket Labは最新のSPAC合併例となり、最も注目すべきものとなりそうだ。VectorというSPACとの合併によりティッカーシンボル「RKLB」でNASDAQに上場する。合併は2021年第2四半期に完了する見込みだ。 ニュージーランドで創業されたRocket Labは本社をロサンゼルスに移したが、それでもニュージーランドでロケットを打ち上げている。合併によ…続きを読む

  • SPACへの資金殺到が続く中「市場はいつまで資金を吸収できるのか」との疑問の声高まる

    SPACへの資金殺到が続く中「市場はいつまで資金を吸収できるのか」との疑問の声高まる

    最近テクノロジー市場ではビッグニュースが続いたが、SPAC(特別買収目的会社)による上場方式は依然注目を集めている。SPACは資金を募って企業を設立、上場した後に未公開企業を買収し、結果的にそのスタートアップの上場を図る手法だ。事業目的を特定しないためSPACは白地小切手会社とも呼ばれる。一部の関係者はこの仕組みに懐疑的になり始めているが、いわば「パーティーは始まったばかり」で、会場には客が次々に詰めかけておりバンドは大音量で演奏している状態だ。なるほどパーティーはこれからますます盛り上がるのかもしれないが、誰かが部屋の隅でゲロ吐いて…続きを読む

  • ピックアンドプレースロボットBerkshire GreyがSPACを通じての上場を発表

    ピックアンドプレースロボットBerkshire GreyがSPACを通じての上場を発表

    資金調達に関して、Berkshire Grey(バークシャー・グレイ)はかなり良い状態にある。2020年、同社がシリーズBで2億6300万ドル(約279億円)もの巨額を調達した後、マサチューセッツ州にある本社を筆者が訪問した際には、非常に意欲的な成長計画について語っていた。しかし、それは新型コロナウイルス感染流行が米国に本格的に上陸する前のことだ。 むしろ、新型コロナウイルスは自動化への関心を加速させた。企業が将来的な感染流行による避けられない影響から身を守る手段を探し始めたからだ。Berkshire Greyは米国時間2月24日、S…続きを読む

  • 金属3DプリントのMarkforgedがSPAC経由での株式公開計画を発表

    金属3DプリントのMarkforgedがSPAC経由での株式公開計画を発表

    マサチューセッツ州のハイテク企業が、SPAC(特別買収目的会社)を通じた株式公開を計画している。Berkshire Greyがその意向を明らかにした直後、ウォータータウンを拠点とするMarkforgedがその計画を発表した。金属3Dプリント技術を開発する同社はKevin Hartz(ケビン・ハーツ)氏が作った特別目的会社のONEと合併し、同氏が取締役会に加わる予定だ。 この買収によりMarkforgedの価値は約21億ドル(約2200億円)となり、現金で約4億ドル(約420億円)を手にすることになる。同社はこの資金を新製品や新素材の研…続きを読む

  • EVのLucid MotorsがSPAC合併で上場へ、2021年下期に北米でLucid Airの販売開始

    EVのLucid MotorsがSPAC合併で上場へ、2021年下期に北米でLucid Airの販売開始

    Lucid Motors(ルシード・モーターズ)が特別買収目的会社(SPAC)であるChurchill Capital IV Corp.との合併を通じて公開企業となることに同意した。これまでのSPACと電気自動車スタートアップ間の取引で最大のものとなる。 サウジアラビアの政府系ファンドが引き続き最大株主となる合併会社の合併取引における株式価値(合併後新会社の株式価値)は117億5000万ドル(約1兆2370億円)となる。上場企業の私募増資は1株あたり15ドル(約1580円)で、形式上の企業価値は240億ドル(約2兆5270億円)になる…続きを読む

  • コネクテッドカーからデータ収集、匿名化するサービスのOtonomoがSPAC経由で上場へ

    コネクテッドカーからデータ収集、匿名化するサービスのOtonomoがSPAC経由で上場へ

    インターネットに緊密に統合されたいわゆるコネクテッドカーのデータを取得して収益化するビジネスを支援するOtonomoは株式上場を準備中だ。同社はイスラエルを拠点とするクラウドサービスのスタートアップで、評価額は14億ドル(約1480億円)で上場のための特別目的会社(SPAC)であるSoftware Acquisition Group Inc.IIとの合併に合意したことを発表した。 自動車関連でも従来の上場方法の煩雑さを嫌ってSPACとの合併による上場を狙うスタートアップが増加中だ。OtonomoもSPACによる上場のブームに加わった。…続きを読む

  • AEyeがSPAC経由で公開する最新のLiDAR企業に

    AEyeがSPAC経由で公開する最新のLiDAR企業に

    乗用車の高度運転支援システムと自動運転車向けに技術を開発したLiDARスタートアップのAEye(エーアイ)が、20億ドル(約2100億円)で評価され、CF Finance Acquisition Corp. IIIとの合併により公開する。 この合併取引でLiDAR会社がまた1つ、従来のIPOプロセスに代わりいわゆるブランクチェック(白紙小切手)会社またはSPAC(特別買収目的会社)を選んだ。Velodyne Lidarが2020年夏に18億ドル(約1890億円)の市場価値で、特別目的買収会社のGraf Industrial Corp.…続きを読む

  • 缶入り飲料水がLAベンチャー最大のイグジットとなるのか

    缶入り飲料水がLAベンチャー最大のイグジットとなるのか

    ロサンゼルスに本社を置く創業10年のインキュベーター兼ベンチャー企業Science Incは2021年1月最終週の初めに3億1050万ドル(約378億円)を調達し、NASDAQにブランクチェックカンパニー(SPAC)を立ち上げた。創業者のPeter Pham(ピーター・ファム)氏とMike Jones(マイク・ジョーンズ)氏は、この資金をモバイル、エンターテインメント、消費者直接取引(D2C)サービスの分野で会社を上場させるために使用するとしている。 株式公開を考えている投資先企業があるとしても、先日の対談では語らなかっただろう。しか…続きを読む

  • トヨタ出資の電動航空機メーカーJoby AviationもSPAC経由で上場か

    トヨタ出資の電動航空機メーカーJoby AviationもSPAC経由で上場か

    Toyota(トヨタ)がリードしたラウンドで5億9000万ドル(約620億円)を獲得してから1年、Uberの空飛ぶタクシー事業を買収してから数カ月後、Joby Aviation(ジョビー・アビエーション)は特別買収目的会社(SPAC)との合併を通じての上場を交渉していると報じられた。このディールによる電動航空機メーカーJoby Aviationの評価額は57億ドル(約5980億円)になるとのことだ。 関連記事 ・空飛ぶタクシー事業目指すJoby Aviationはトヨタ主導で650億円を調達 ・Uberが空飛ぶタクシー事業Elevat…続きを読む

  • eVTOL開発のArcherがユナイテッド航空から受注、SPAC経由で上場も

    eVTOL開発のArcherがユナイテッド航空から受注、SPAC経由で上場も

    都市部の航空モビリティマーケットをターゲットとしている電動航空機スタートアップのArcher Aviation(アーチャー・アビエーション)が、SPAC(特別買収目的会社)との合併を通じて公開企業となることを目指す一環で、United Airlines(ユナイテッド航空)を顧客そして投資家として獲得した。 Archer Aviationは米国時間2月10日、SPACのAtlas Crest Investment Corpと合併することで合意したと明らかにした。SPAC合併はスタートアップが従来のIPOプロセスを回避するのを可能にすると…続きを読む

  • マイクロモビリティHelbizがSPACと合併しゴーストキッチン事業へ参入

    マイクロモビリティHelbizがSPACと合併しゴーストキッチン事業へ参入

    欧州と米国で事業展開するマイクロモビリティスタートアップのHelbiz(ヘルビズ)が、公開企業となるために特別買収目的会社(SPAC)と合併する。公開することで同社はマイクロモビリティ分野における自社よりも小さい企業との競合に打ち勝つための軍資金、そしてフードデリバリーへの業務拡大の一環として「クラウド」あるいは「ゴースト」キッチンと呼ばれるものに参入するためのリソースを得る。 Helbizは2021年第2四半期にGreenVision Acquisition Corpと合併する。合併企業の社名はHelbiz Inc.で、ティッカーシ…続きを読む

  • ソフトバンクがSPACをさらに2社申請

    ソフトバンクがSPACをさらに2社申請

    SPAC(特別買収目的会社)を巡る熱狂は衰えることなく続いており、時には新しいSPACがほぼ1時間ごとにSECに申請されることがある。 巨大なビジョンファンドとその後継ファンドを運用する日本の通信コングロマリットであるSoftbank(ソフトバンク)は取り残されたくないと考えている。同社は米国時間2月5日、2つの新しいブランクチェック(白紙小切手)会社に関して連続してSPAC登録届出書を提出した。 SVF Investment Corp 2(SVF2)は2億ドル(約210億円)、SVF Investment Corp 3(SVF3)は…続きを読む

  • 遺伝子検査の23andMeがVirgin GroupのSPACとの合併を通じて公開へ

    遺伝子検査の23andMeがVirgin GroupのSPACとの合併を通じて公開へ

    遺伝子検査とゲノム研究の23andMeは、Richard Branson(リチャード・ブランソン)氏と同氏の会社Virgin Group(ヴァージン・グループ)のビークルである特別買収目的会社(SPAC)のVG Acquisition Corpとの合併を通じて上場する。この取引で23andMeはクローズ時にキャッシュ約9億8400万ドル(約1040億円)を手にすると予想される。同社はこの資金をプロダクト開発、人材採用、 他の成長戦略に使う。そして同社の評価額は約35億ドル(約3700億円)になり、この合併についての話し合いを詳細に報じ…続きを読む

  • 米自動車保険スタートアップMetromileがウェブサイトに侵入者が運転免許証番号を取得できるバグがあったと報告

    米自動車保険スタートアップMetromileがウェブサイトに侵入者が運転免許証番号を取得できるバグがあったと報告

    サンフランシスコに拠点を置く自動車保険スタートアップのMetromileが、侵入者が運転免許証番号を取得できるウェブサイトのセキュリティの欠陥を修正したと報告した。 同社は米国証券取引委員会に提出した最新の8-K報告書でセキュリティの侵害について明らかにした。 Metromileによれば、同社ウェブサイト上の見積フォームと申し込みプロセスのバグにより、侵入者が「個人の運転免許証番号を含む特定の個人の情報を取得」できたという。実際にどのような状態で侵入者はフォームから運転免許証番号を取得できたのか、何人の運転免許証番号が取得されたかは明…続きを読む

  • EVが制度面で追い風を受ける中、バッテリー会社が最新のSPACターゲットに

    EVが制度面で追い風を受ける中、バッテリー会社が最新のSPACターゲットに

    バッテリーが投資家にとって最新の着地目標だ。 先週だけでも、2社が特別買収目的会社(SPAC)と合併して上場企業になる計画を発表した。欧州のバッテリーメーカーFREYRは米国時間1月29日、14億ドル(約1470億円)のバリュエーションで特別買収目的会社を通じて上場企業になると語った。ヒューストンのスタートアップMicrovastは米国時間2月1日、自身のSPACを30億ドル(約3150億円)のバリュエーションとともに発表した。 2社の売上高が1億ドル(約105億円)強(FREYRはまだバッテリーを製造していない)で、バリュエーション…続きを読む

  • ロケットスタートアップAstraがSPAC経由でNASDAQに上場の予定、ステルスから現れて1年

    ロケットスタートアップAstraがSPAC経由でNASDAQに上場の予定、ステルスから現れて1年

    2020年12月にアラスカからのテスト打ち上げで宇宙空間に到達したばかりのロケット打ち上げスタートアップAstra(アストラ)が、Holicityという特別目的買収会社(SPAC)との合併を通じNASDAQに上場することになった。最近のSPAC熱はすでに宇宙ビジネスセクターにまでおよんでおり、Virgin Galacticがこの新しい波に乗って上場した企業の1つであることを見ると、宇宙船打ち上げについては前例があるが、NASDAQに上場するのはAstraが初めてとなる。 取引の条件は、Holicityが信託で保有する3億ドル(約315…続きを読む

  • SPACはVCがクリーンテックに資金を提供するために必要なツール

    SPACはVCがクリーンテックに資金を提供するために必要なツール

    【著者紹介】本稿著者のBrian Walsh(ブライアン・ウォルシュ)氏は、中南米の大手エネルギー企業であるCOPECのベンチャーキャピタル部門WIND Venturesの責任者だ。U.S. WIND Venturesは、モビリティ、エネルギー、小売分野のスタートアップやスケールアップに中南米へのアクセスを提供している。 ーーー 気候変動や世界的なエネルギー需要の増大を背景に、再生可能エネルギーやエネルギー貯蔵から原子力発電に至るまで、新たなクリーンテクノロジーに注目が集まっている。こうした技術には大きな可能性があるが、多くのイノベー…続きを読む

  • 個別指導サービスのEdTechスタートアップNerdyがSPACを介して上場へ

    個別指導サービスのEdTechスタートアップNerdyがSPACを介して上場へ

    ギグエコノミーで駆動している消費者EdTechプラットフォームがニューヨーク証券取引所に向かう。 人気の個別指導事業Varsity Tutorsを所有するEdTechスタートアップのNerdy(ナーディ)は特別買収目的会社(SPAC)を通じて上場する予定だ。 Nerdyは、2015年に公開したSPAC、TPG Pace Tech Opportunities(NYSE:PACE)と合併する。取引は2021年第2四半期にクローズする見込みだ。 この取引でNerdyのバリュエーションは17億ドル(約1780億円)となる。合併を通じてNerd…続きを読む

  • WeWorkがSPACとの合併を通じて上場を検討中、WSJが報道

    WeWorkがSPACとの合併を通じて上場を検討中、WSJが報道

    WSJ(ウォールストリート・ジャーナル)の新しい報道によると、2019年秋に株式公開の目論見が華々しく吹き飛んだ巨大コワーキング企業のWeWork(ウィーワーク)は、あるブランクチェックカンパニー(SPAC)と合併して株式公開企業になる可能性があるという。 WSJによると、具体的にはニューヨークに拠点を置くWeWorkは「Bow Capital Management LLC(ボウ・キャピタル・マネジメント)と関連があるSPAC(特別買収目的会社)と、少なくとも1つの正体不明のがわからない他の買収団体からのオファーを数週間前から検討して…続きを読む

  • ネイティブ広告のTaboolaがSPACを介して公開へ

    ネイティブ広告のTaboolaがSPACを介して公開へ

    Taboola(タブーラ)は特別買収目的会社(より一般的にはSPAC)を介して公開しようとしている最新の会社だ。 そのためにTaboolaは、イスラエルのテック企業買収資金の調達のため2020年に公開したION Acquisition Corpと合併する(Haaretzは2020年12月、TaboolaがIONと交渉中だと報じた)。取引は第2四半期に完了する予定で、合併後の会社はニューヨーク証券取引所でティッカーシンボル「TBLA」で取引される。 2007年に設立されたTaboolaはCNBC、NBC News、Business In…続きを読む